●「京成曳舟」駅徒歩5分。「東向島」駅6分。「曳舟」駅10分。
東京スカイツリーとソラマチで賑わいを見せる業平・押上界隈。そのお隣の東武「曳舟」京成「曳舟」両駅周辺が再開発で整備されています。2路線に挟まれた形の「曳舟」駅周辺は全体で11.2haの広さです。タワーマンションが相次いで建設され、イトーヨーカドーなどの商業施設が建設され、街並みの整備が進みました。京成押上線では地上駅だったため踏切の影響で現地付近の明治通りに慢性的な渋滞が起きていましたが押上・八広駅間の連続立体交差事業により2015年には高架駅となりました。現地側には昨年エレベータとエスカレータが設置されています。また、これに合わせて側道(延長約1.3キロメートル幅員6m一部約13m)が整備され事業は完了しました。鉄道で分断されていた地域が一体化されてより機能的なまちづくりが可能となりました。
東武「曳舟」駅では現地側に駅直結の「東京曳舟病院」(200床)が昨年誕生しています。開院に合わせて駅ナカ商業施設「EQUiA(エキア)曳舟」もオープンしました。構内に入院関連グッズを扱うお店があったり、飲食店は全店車いすで利用できたり、日本郵便(株)が提供する宅配ロッカー「はこぽす」を設置しているのも嬉しいです!
●「曳舟」という住居表示は?
現在は存在しません。この地名は「曳舟川」に由来するようです。曳舟川は江戸時代初期に利根川と江戸を結ぶ運送ルートとして越谷と本所の間に建設された水路です。現在は現地前にある「曳舟川通り」としてその名を残しています。
京成曳舟駅近くは東京では数少ない第二次世界大戦による戦災から免れた地域だそうです。路地には低層の家屋や商店が軒を並べて連なる下町の情景と再開発地に連立する近代的なタワーマンションやショッピングモールが重なります。
古いものと新しいものが溶け込むような魅力的な街です。
京成押上線は起点「押上」で都営地下鉄浅草線と直通運転を行っていて早朝・深夜を除き事実上浅草線と一体化した運行となっています。さらには「泉岳寺」(再開発で整備されます)新駅と再開発で話題のエリア、京急本線「品川」を経由して京急本線・久里浜線、空港線(羽田方面)と直通運転を行っています。
押上線は京成本線と都心を直結する連絡線としての機能の他に2空港のアクセスを受け持つ中継線としての機能を併せ持ちます。
●スカイツリーのお膝元。2012年開業以来大注目の本所吾妻橋・業平橋・押上エリア、下町の職人工房や工場が点在する東の副都心錦糸町エリア。戦前の古い民家や小さな商店、街工場が並ぶレトロな景観の八広・京島。由緒ある神社仏閣が立ち並び、芸妓文化が香る向島エリア、国技館や回向院、江戸東京博物館など見どころ満載の両国。隅田川沿いの桜や江戸初期からの由緒正しきお団子屋さん、徳川家光の腹痛が治った長命寺とその名前を頂いた桜もち。持つ人も住まう人もきっと魅了される街です。
●東京スカイツリータウン
墨田区押上にある「東京スカイツリー」を中心に商業施設(ショッピングセンター)、プラネタリウム(ドームシアター)、水族館、オフィス、教育関連施設から構成される複合施設。
東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)「とうきょうスカイツリー」駅と、京成押上線・都営地下鉄浅草線・東京メトロ半蔵門線・東武スカイツリーラインの「押上」駅に直結し、両駅を囲む東西長さ約400mのエリアに2012年(平成24年)5月22日に開業しました。
現地から2,000m。
●春の隅田川
東京を代表する桜の名所。一面ピンク色の隅田川両岸の千本桜はうっとりする美しさです。江戸幕府8代将軍徳川吉宗が桜を植えさせました。ちなみに、桜橋の近くにある「長命寺桜もち」は桜もちの発祥の地とか。
●春を満喫するクルーズ
多くの船が行き交う隅田川。東京はかつて水運で栄えた”水の都”。
満開の季節はもちろん、はらはらと花びらが舞い落ちるころの風情も美しい!
墨堤千本桜と呼ばれる「吾妻橋」から「桜橋」あたりは特に人気があります。
アサヒビールの金色オブジェやスカイツリーも良く見えます。
現地から桜橋は1,900m。
●すみだ水族館内の
「江戸リウム」は日本最大の金魚展示ゾーン。「江戸」をテーマに和を感じる幻想的な装飾の中、ワキンやリュウキン、ランチュウなどの品種を展示しています。
その他7つのゾーンでクラゲやサンゴ礁、ペンギンやオットセイなどを鑑賞できます。
体験プログラムも用意されて大人も子供も楽しめる内容になっています。
大成建設(株)の人口海水製造システムにより水槽内の水の完全人口海水化を実現。オリックス不動産が運営する京都水族館に次いで関東では初の施設となりました。年間を通じ一定の水質を維持できるのだそうです。国内最大級の屋内開放水槽では間近でペンギンやオットセイを見ることができます。バックヤードも公開しており飼育の現場を見ることもできます。
●長命寺の桜もちと言問団子
この大きな桜の葉は現在は西伊豆の松崎町で生産されている「オオシマザクラ」の葉の塩漬けで、漬け込む過程で葉が発酵してクマリンという芳香物質が発生するそうです。
「私どもの祖先に、長命寺の門番をしていた山本新六という者がおりました。この人、桜の季節は落ち葉の掃除に手を焼いたそうで、ふと思いついて桜の葉を塩漬けにいたしまして薄い皮で案を包んだものに巻いて売ったところ、大変な売れ行きだった」と長命寺桜もち山本やの女将さんが「江戸老舗探訪記」のインタビューでお話ししています。
創業1717年(享保2年)とは大岡越前守忠相が町奉行になった年だそうです。
大きな桜の葉は香りづけと乾燥を防ぐためのもので、剥いで餅だけを食すのが女将のおすすめ。
そしてこちらが江戸時代からの老舗「言問団子」
植木師の外山佐吉が江戸時代末期に創業したそうです。
「言問」の名は在原業平の和歌「名にし負はばいざ言問はん 都鳥我が思ふ人はありなしやと」(古今和歌集)にちなむもので、この歌の舞台が隅田川沿いと目されていることによるそうです。
お店が著名になるやこの一帯の別称にもなりました。現在は「言問橋」などにその名が見られます。
池波正太郎の「鬼平犯科帳」にも登場しますし、「幸田露伴」など多くの文人も訪れています。店舗前にある碑に刻まれた「野口雨情」の詩は店内で詠まれたものだそうです。大正ロマンの画家竹久夢二も大好物だったそうで日記や版画に描かれています!
●向島百花園
江戸の町人文化花咲く文化・文政期(1804から1830年)に作られた庭園。骨董商を営む佐原鞠塢(さわらきくう)が旗本多賀氏の元屋敷跡である向島後に「民営の花園」を開園しました。
当初は360本の梅が中心。その後万葉集など中国・日本の古典に読まれている有名な植物を集め四季を通じて花が咲くようにしたそうです。「四季百花の乱れ咲く園」という意味があります。
昭和13年10月に最後の所有者小倉未亡人から東京都に寄付されました。昭和53年10月には文化財保護法により国の名勝及び史跡の指定を受けています。
庭園8718.52㎡ 植物約230種 現地から750m
●夏の風物詩花火大会
隅田川花火大会の歴史は享保18年(1733年)5月28日の両国川開きまで遡ります。
大飢饉とコレラの流行による死者を弔う法会「川施餓鬼」を8代将軍・徳川吉宗が現在の隅田川河畔で催したのが前年。翌年はこれに併せて慰霊と悪病退散を祈願する目的で両国の川開きの日に水神祭を実施し、その際に花火を打ち上げたのがルーツとされます。当時は20発前後。打ち上げは「鍵屋」が担当。7代目の鍵屋の番頭がのれん分けで「玉屋」を創業してから2業者体制になります。玉屋は評判が良かったのですが、のちに幕末期に失火事故により1代で断絶したそうです。「鍵屋」は日本最古の花火会社「(株)宗家花火鍵屋」として現存しています。同心円状に飛散する花火を明治期に普及させたのが鍵屋です。現在は桜橋下流から言問橋上流までの第1会場と駒形橋下流から厩橋上流の第2会場合計で2万発以上の打上げになります。桜橋は現地から1,700m
●平成28年3月7日の墨田区都市計画マスタープランの「言問橋・桜橋」に関する記述では
・新タワーから向島料亭街などへの観光客を誘導する回遊性のある観光ルートを形成する
・桜橋や言問橋を通じて浅草との連続性を強化し、観光面にも配慮した街並み整備を検討し、回遊性を高めるとあります。
とうきょうスカイツリーを中心としたエリアと浅草エリアとを一体として内外にアピールできそうです。
●東京スカイツリー | 2,000m | 約25分 |
●アコレ八広一丁目店 | 350m | 約5分 |
●ウェルシア墨田八広店 | 600m | 約8分 |
●イトーヨーカ堂曳舟店 | 750m | 約10分 |
●セリア八広店(100円ショップ) | 36m | 約1分 |
●カズン八広店 | 36m | 約1分 |
●オーケー曳舟店 | 600m | 約8分 |
●まいばすけっと京成曳舟明治通り口店 | 350m | 約5分 |
●ローソンストア100京成曳舟店 | 350m | 約5分 |
●ファミリーマート曳舟駅東店 | 450m |
約6分 |
●どらっぐぱぱす東向島店 | 750m |
約10分 |
●区立柊公園 | 550m |
約7分 |
●済生会向島病院(102床) | 260m |
約4分 |
●向島郵便局 | 700m |
約9分 |
●区立ひきふね図書館 | 800m |
約10分 |
●都立向島百花園 | 750m |
約10分 |
●東向島出張所 | 600m |
約8分 |
●曳舟文化センター | 500m |
約7分 |
●東京曳舟病院(200床) | 750m |
約10分 |
住居表示:東京都墨田区東向島6-13-10(旧住居表示)
09:00~19:30 定休日 水曜日
株式会社 レグオス
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町4-5-2田澤日本橋ビル6階
TEL 03-3272-7585 FAX 03-3272-7586